2月10日 7時 晴れ ー8度 積雪100㎝
昨日の最高気温 ー1度
最低気温ー10度
浅間山昨日は微噴火が3回ほどありましたが、浅間山に近い軽井沢町でも無感で火山灰程度がうっすらと降った程度です。
このところ浅間山の噴火の影響で温泉をはじめとして地下水や温泉への変化がないか調べるために高峯渓谷へとスノーシューで下りてゆきました。
今年は標高1600mから下は雪が少なくスノーシューでも快適に歩くことが出来ました。

今年の冬は例年よりも川の水量が少なく一年でも今が渇水時期です。
この時期に地中からわき出る水の成分がどのような変化があるかデータ集めに回りました。

綺麗な川の水が作り出す氷の芸術を楽しみながら沸かしてお茶を飲む一服は最高です。

澄んだ湧き水が至るところで出ていて、のどを潤すのには絶好のハイキングコースが渓流に沿ってあります。
高峯渓谷の深いところ、歩いて1時間半標高差で宿から500メートル下りるとネンボウ岩が現れます。

下から見上げるだけでも80メートルはあるのではと思うほどの直立の岩で昔の人は麺を伸ばす麺棒がなまってネンボウ岩に変わったとも言われ別名男岩とも呼ばれています。
そして、その奥には女岩として鳴り岩がひっそりと控えて見えてきます。

これらの岩達は600年前に池ノ平湿原の湖のようになっていた物が大崩落を起こしてこの渓谷をえぐり取って現れた岩達です。
神秘的でもある岩が殆ど誰もいない冬、静かな川の清流だけが心地よく流れていました。