7月10日 19時 霧雨 13度
今日の最高気温 16度
最低気温 12度
梅雨の末期になると、まとまった雨が降りますが、今日はそんな梅雨らしい天気となっています。
このようなときこそ露の滴が花や葉についてとても表情豊かな花が見られて、写真を撮って歩くには絶好の日となります。
意外に思うかも知れませんが、晴れて太陽の日差しが当たると花の色が飛んでしまい、いい色に仕上がらないのです。
今日は最高の表情が見られたのでご覧下さい。
先ずはグンナイフウロの群落と花をご覧頂きましょう。
斜面一面に咲いています。そして、花の表情を見てみると水滴がついてとても綺麗です。

地面近いところで見るとクロマロノキ(アサマブドウ)の花が葉と同化した色で咲いているのが見られます。霧雨が水滴となって綺麗についています。

唐松の葉にはこぼれ落ちそうなほどの水滴が水晶のように輝いていました。

そして、今池の平ら湿原では沢山のアヤメが咲き始めました。

一面紫色に染まるほどのアヤメが咲き始め目を楽しませてくれます。
原生林の中ではこんなものも見つけました。

ギンリョウソウの花です。
葉緑素を持たない光合成をしないで地面から菌の成分だけを吸い上げてきている植物です。
今日は霧雨ならではの花の美しさの一端をご覧頂きました。